週末婚暮らしのきっかけは結婚してから。特に職場復帰のために別居するパターンも多いです。
私の場合も産後8週の職場復帰がきっかけ。私は実家、夫は自宅での別居生活を始め、週末は実家に来て一緒に過ごしたり、一家で自宅に戻って過ごしたりしています。
おかげであまり夫婦喧嘩をしません。しかし一方で週末婚をすると子育ての際に現状維持でいいのか気になるママもいるかもしれません。
そこで今回は一番大変な年頃である0~3歳児を持つ週末婚状態のママたちへ向け、育児をする際の注意点についてお伝えします。対策も教えますので乞うご期待!
週末婚暮らしの注意点を子供の年齢別に紹介
週末しか家族関係を築けない別居暮らし。年齢別にどんな注意点が出てくるでしょうか?
1歳になるまではパパに会う頻度が少ないほど懐かない
まず言えることは子供の年齢が低いほど、パパの事を覚えてくれないことですね。
私の例ですと、産後休暇明けからは週末の2日間。パパが私の実家に来て沐浴のお手伝いをしてくれました。
しかし赤ちゃんはどんなにパパが尽くしても週末しかあえないハンデは大きく…毎週パパが顔を見せても「この人誰?」ってガン見するだけです。
とはいえ全く知らない人よりは泣かない、という些細な違いですよ。つれない態度を取られる度に夫は寂しそうな顔をしてましたが気にすることはありません。1歳過ぎにはパパという認識が芽生えてきますし。
対策としてはなるべく頻繁にテレビ電話をして顔を覚えるなど、とにかく旦那さんの顔を覚えてもらうように接点を設けることですね!
1歳、2歳児はパパが帰る時の後追いが酷い
ある程度大きくなると今度は別の悩みが生じます。それが後追い。日曜日の夜にパパが「バイバイ」と言って家に帰ろうものなら、ギャン泣きして手もつけられないくらいになるんですよ…
その時のギャン泣きってもぅめちゃくちゃ酷くって、もう私も母もピリピリモードに切り替わり、「何も言わずにそっと立ち去りなさい」と言う始末です。
ちなみに何も言わずに立ち去るパターンも泣くんじゃないか?と思うかもしれませんが、意外と大丈夫です。「えー残念」な表情を浮かべて終わりますね。うーん、子供の心って難しい…
だから、この時期にパパと子供が遊んで別れる時は、そっと雲隠れするように帰りましょう。
この1〜2歳のピークを過ぎれば、パパが帰るそぶりを見せてもそういうもんだと割り切るようになりますよ。ちなみに私の場合、6歳になると煙たがられるようになりました。それはパパがしつこいだけかもしれませんが…
3歳児以降は祖父母の家が居心地いいと自宅に戻りたがらない…
私はかれこれ6年間、平日は実家暮らしをしています。これだけ長い間週末婚をしていると、子供部屋として使っている部屋が居心地よくなり、本来住む自宅に遊びには行っても住むつもりがなくなるんですよね。
先日私たち夫婦の自宅でゲーム機を持って来たのですが、テレビが古くてゲーム用のケーブルがなく、「じいじの家に帰ろう」と言われてしまいました。
これを教訓にテレビを買い換えようと思いましたね。なので対策としては、自宅に帰っても実家の部屋とできるだけ似せておくようにしましょう。子供は繊細なのでちょっと違う環境であってもなかなか適応しないので…
子供自身の問題も取り上げましたが、離れて暮らすパパにも支障が生じます。
旦那が子育てにおいて成長しない
週末は家族で過ごしているけど、ママと違って仕事に拘束される時間が多いパパは、子育ての時にイラっとしてしまうんですよ。
例えばオムツ替え。週末に家族で両親の家にいた時のこと。子供のオムツが濡れたらしいんですが、私が不在だったので「オムツが濡れたんですけど…」と私の母親にオムツを替えさせる言動をとったそうなんです。
オムツの場所を知らなかったのかもしれませんが…自分の子供のオムツくらい自分で替えなさいよと、あとで冷たくツッコミましたね。そして悟りました。「このままではいかん」と。
全ての旦那さんがそうとは限りませんが、やはり共働きの時代ですからね。進んで家事育児を協力してもらわないと、一緒に暮らすのは難しい。
ですので、一緒に暮らしている時は全てママが独りで家事育児をせず、旦那さんをどんどん使って教育しましょう。
最初は理解してくれないかもしれませんが、辛抱強く家事と育児の大変さを何度も伝えたり、実際にやってみたりすることで大変さを学んでくれるので…。
以上が週末婚状態で特に0歳から3歳児までの子育てに関する注意点ですね。
ちなみに私も現在進行形でこの生活を送っているわけですが、周囲からは「お互いが楽に暮らせる理想的な形だね」と言われる一方、週末婚生活は子供の性格にも影響すると言われていますよね。
子供の性格は週末婚をすることによってマイナスに働いてしまうものなのでしょうか?
週末婚状態そのものが子供の性格に影響するとは考えにくい
実際に子供の様子を見ていると、平日に父親のいない環境に慣れてしまっていて気にしていませんね。もともと物心つく前から週末婚生活だったのもあるかもしれませんが…
でも考えてみてください。平日はほとんどの旦那さんが仕事をしています。子供が寝る頃に帰ってくるのであれば、子供と接する時間が少ないので、結局週末婚状態と変わらないと思うんですよ。
それよりも重要なのはやはり母親、つまりママの存在の方が大きいんじゃないでしょうか?
父親より母親の方が一緒にいる時間が長いですしね。いつかは同居しなければならない時は来ますが、別居中だからこそパパとの接点を密にしつつママも子供の愛情をいっぱい捧げること。そして家族とのコミュニケーションを保つことが大事です!
まとめ
・0~1歳児はテレビ電話でパパの顔を覚えてもらうといいです。しかし、1歳過ぎるとパパの存在も理解できるようになるので不安になることはありません。
・1~2歳児ではパパが子供と別れるとき、なるべくこっそりと家を抜け出すと後追いを避けることができます。
・3歳児になるとママの実家の方が居心地が良く感じるので、夫婦の自宅も実家と同じくらいの居心地の良さを準備しましょう。
・夫が別居生活で育児に鈍感になっているので、ちゃんと教育していくと実際同居した時困りません。
・子供への影響は離れて暮らしていても愛情を注いでいれば問題ありません。パパや子供とコミュニケーションを取り、家族仲良く暮らせるようにみんなで努力しましょう。
パパとなかなかコミュニケーションを取りづらい週末婚生活ですが、注意点さえクリアできれば快適な暮らし方となります。共働きママにとって気持ちに余裕のできるライフスタイルの1つとして普及していけばいいですよね。
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