出産して退院後、里帰りするママは多いと思います。その間はパパが一人で生活し、1ヶ月後に赤ちゃんを連れて奥さんが自宅に戻るのが一般的ですね。
でも、定期的に嫁の実家に来て育児を手伝ってるけど全然自宅に戻る気配がない…なんて思ってる旦那さんも中にはいると思います。
これは産後クライシスの前兆?だとしたらどうすれば妻は帰ってくるだろうか?と、もし旦那さんが悩んでいたら、その対策を教えますのでよーく読んでくださいね。
産後クライシスを防ぐにはパパの育児参加がカギ
出産後って初めての育児で自信がなかったり、寝不足状態が続いたり、…1ヶ月健診が終わるまで外出もろくに出来ないし、そういう孤独感が産後うつを引き起こしてしまいます。
里帰り中は親がいるから安心できるけど、自宅に戻って子育てするとワンオペ育児状態になってしまうのを想像すると不安になるんですよ。だから自宅に戻るのが億劫になるんですね。
甘えだとか言われればその通りなんだけど、実際に里帰りが長引くママはよく耳にします。
私の職場でも最近娘さんが出産したという再雇用の方が、旦那さんの所へ帰るのが長引きそうだから挨拶しなきゃな〜と言ってましたね。だから、あなたの奥さんだけじゃないんです。
もし「それは君が甘えてるだけだ!」と言って無理やり赤ちゃんとママを連れて帰ってきても、ママが子育てに不安を持たない環境にしないと産後クライシスが発生するだけ。
いつまでもママからネチネチ言われ続けて離婚届を突き出されるかも…!って、それだけは避けたいですよね。
じゃあ不安を持たせないようにするにはどうすればいいのかっていえば、やっぱり旦那さんの育児参加なんです。
実家依存嫁も戻ってくる育児参加マインド
育児参加といってもただ赤ちゃんの相手をするだけじゃダメですよ。実際にママがやっていることをすることが産後クライシスを軽減する手段なんです。
オムツ替えは積極的に!
例え赤ちゃんをあやしていてもオムツ替えをしない旦那さんは一緒にいる意味がないと怒られます(笑)
汚い物を触りたくない気持ちはわかりますが、オムツかぶれの原因になるし、普段からオムツ替えしているママの神経を逆なでする事間違いなし。
ここは我慢して積極的にやりましょう!
夜中の寝かしつけに参加
ずっと抱っこしてたり、あやして寝かせたら起きたり…これが罰ゲームみたいに辛い!
「俺は仕事してるから」という態度があからさまだと、寝不足のママには喧嘩の火種になりかねません。
夜中の一回だけで構わないので寝かしつけの参加もしてください。
沐浴もやってくれると助かる!
沐浴は夏場なら気温が高いのでいいですが、それ以外の季節は暖かい時間帯で沐浴を済ませないといけないという縛りがあります。
時には予定があってその時間に沐浴できないことだってあるんですよね。そんな時は寒い時間帯でも沐浴をすることも…
そんな時パパがやってくれると、赤ちゃんの体が冷えずにささっと終われます。お風呂の準備はママがしてパパが沐浴。もしくは沐浴も2人でやれば時間もかからずに済みます。
私が赤ちゃんだった頃、うちの父のは自宅と職場が近かったので、沐浴の時間だけ帰って終わったら仕事場に戻るということをしていました。残業がある場合は仕事中に抜け出して用事が済んだら戻るというのも手ですよ。
でもできれば残業は避けたいところ…
仕事はなるべく早く切り上げて帰る
やはり育児に慣れるまでは早く帰って来ることは喜ばれますよ。育児の手伝いも頼めるし、愚痴を言える時間が増えてストレスも発散できるし。
なるべくママを独りにさせないのが産後クライシスを軽減する対策にもなるんです。ただし、「ただいるだけで何もしない」のではなくちゃんと育児に協力することが前提ですよ!
職場の拘束時間が長いので育児をするのは大変ですよね。私も会社員を経験しているので解ります。
でも、ママは育児に専念しているときは仕事はしていなくても子供につきっきり。赤ちゃんのペースに翻弄される辛さは仕事とはまた違った大変さがあるのです。
だから、どっちが忙しいとかいうのは比べようがないということだけ分かって欲しいなぁと思います。
家事ができる男になる
ママは今までできたことが出産を期に疎かになってしまいます。洗濯物もたたむ時間もなく散らかってたり。それで旦那さんが文句を言って来たらそりゃ産後クライシスにもなりますよね。旦那さんは日頃から適当でも掃除や洗濯をちゃんとやれるようにしましょう。
ちなみに私は出産後は自宅で育児をしていました。母親が家事を手伝ってくれましたが、不在の時は子供が寝ている隙に一応家事と育児はやってたんです。
が…夫の家族から頻繁に電話がかかって来たりアパートに来たりして気が休まらず…ものすごい気が立っていた私を見かねた母が実家に連れて帰ったという事態になりました。
それがきっかけで私は「いつ離婚しようか」と常に脳裏をよぎるようになってましたね。
今思えば家事も育児も自分で抱え込んでいたことが産後クライシスになったんだと思ってて。夫は頼まないと何もしてくれないタイプなので、今思えば結婚当初にこき使えばよかったと後悔しています(笑)。
広い心を保つ
産後のママは育児の不安で情緒不安定になりがち。八つ当たりされたり寝転がっていたりしてても、旦那さんは広〜い心で見守っていて下さい。
期間はちょっと長いですけど、お子さんが3歳になる頃には産後クライシスは過ぎ去っていきますし。きっとその時は奥さんに感謝されると思います!
私は上の子を出産して入院中、黄疸の検査に引っかかってしまっただけで「黄疸が治らなかったら私のせいだ」とか思っていました。今思えば何でそこまで思い詰めてたのかは謎ですが。。あとは入院中も意味なく涙したり…
今思えば何でそんなことで悩んでいたんだろ…と不思議なくらいです。ワガママ言っても広い心で受け止めてくれた夫には感謝しかないですね…
まとめ
・出産後は育児に自信がなかったり、寝不足状態が続いたりでママの気持ちは不安定。パパはママをサポートするために育児の協力が必要!
・産後クライシスを防ぐためにパパは以下の6つを心がけることです。
1.オムツ替え
2.赤ちゃんの夜中の寝かしつけ
3.沐浴
4.残業をなるべく避ける
5.家事ができること
6.心を広く保つ
産後クライシスは今は辛いですが、過ぎ去ればそんなこともあったなぁって思えるくらい些細な事に変わります。
どうか産後クライシスにも乗り越えていける夫婦の絆が強くなるように頑張って下さいね。
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